Tea
紅茶販売 : 準備中
フレーバーティーの販売を目標にしております。

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紅茶の勉強を始めて10年以上が経ちました。
初期の頃は「紅茶が好きだからこそ、シングルオリジンが飲みたい」と、フレーバーティー を好んで飲む事はありませんでした。
シングルオリジンの”自然の茶葉そのものを味わう”という事は勿論大好き。非常に贅沢で興味深く、フレーバーティーの魅力とは同じ物差しで測れません。

一方お花のレッスンを主宰してから、紅茶を召し上がっている皆様の反応を見ていると新しい発見もありました。
紅茶には最下部記載の2種類があり、飲み比べをして頂くと「上質なシングルオリジンの良さも分かるが、ブランドメゾンの華やなフレーバーの方が好み」と仰る方が非常に多かったのです。

茶葉を評価の対象として捉えるだけではなく、視野を広げる事で新しい感覚が芽生えるのだと、これまでシングルオリジンに拘っていた事にはっとしました。
フレーバーティーの楽しみ方は味に限った事ではないと考えています。

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・ティーメゾンを味わう
ブランドの歴史や背景、メッセージ性、デザイン性など、直接味わいに関わらない項目も五感をくすぐる大切な要素です。

・ブレンド内容を考察する
果物や花びらの使用材料、春を表現しているなど込められたストーリー、香り付けの材料。ブレンド内容を実際にイメージしながら頂く紅茶は、より深い味わいに変化します。

・地域特性を感じてみる
国柄や地域ごとに表現される特徴、流行、好まれるタイプ、それぞれ異なった文化を感じることができ、大変興味深い項目です。
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紅茶は嗜好品である為、型にはまった考えでなくて良い場合もあると思います。
茶葉のクオリティーは勿論大切ですが、それ以上に様々な角度から飲み手の五感を刺激し、楽しませる事でより旨味が増すもの。
茶器・香り・空間・背景、全てを併せて「どのように気持ちを高揚させてくれるのか」が一番重要だと感じています。
様々な国の紅茶に触れた私の経験を活かし、オリジナルのフレーバーティー を販売を目標にしております。


- フレーバーティー / センティッドティー -
ブレンドされた茶葉やシングルオリジンの茶葉に、人の手で香り付けをしたお茶。
香りや味を調香し花弁やハーブをブレンドする事で、組み合わせの可能性が大きく広がります。
その為ベースになる茶葉には、シングルオリジンの様な個性がある種類を使用しません。
香りを存分に楽しみ、お花の入った優雅な茶葉の外観を観察したり、
味だけではなく五感で楽しむ事ができます。
(フルーツの香り、お花の香り、メゾン独自のブレンドなど)


- シングルオリジンティー / 単一茶葉 -
明確な生産者や農園から摘採した茶葉に、ブレンドや着香等の加工を施していないピュアなお茶。
後から人工的に付けられた風味・香りではなく、茶葉本来の「自然な個性」を楽しみます。
自然の茶葉なので果物の様に、産地や収穫時期により異なる味わいが特徴。
フレーバーティーとは全くの別物で、評価基準も大きく異なります。
(キャッスルトン茶園のダージリン、アッサム、ディンブラ等品種や茶園の名前が付いています)